バリデーションメッセージを変更するには、以下の手順を実行します。
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resources/langディレクトリ内に、言語ごとにディレクトリを作成します。たとえば、英語の場合は「en」、日本語の場合は「ja」という名前のディレクトリを作成します。
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作成したディレクトリ内に、validation.phpという名前のファイルを作成します。このファイルには、カスタムメッセージを含む配列を定義します。
以下は、例として英語と日本語のバリデーションメッセージをカスタマイズする方法を示しています。
// resources/lang/en/validation.php return [ 'required' => 'The :attribute field is required.', 'email' => 'The :attribute must be a valid email address.', // 他のバリデーションルールに対するメッセージを追加できます ];
// resources/lang/ja/validation.php return [ 'required' => ':attributeは必須です。', 'email' => ':attributeは有効なメールアドレスではありません。', // 他のバリデーションルールに対するメッセージを追加できます ];
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プロジェクトのconfig/app.phpファイルを開き、'locale'キーの値を適切な言語コードに設定します。たとえば、日本語の場合は「ja」と指定します。
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バリデーションルールを定義するときに、指定した言語コードに基づいて、適切なメッセージが表示されるようになります。
以下は、コントローラでのバリデーションルールの定義例です。
public function store(Request $request) { $request->validate([ 'name' => 'required|string', 'email' => 'required|email', ]); // ... }
上記の例では、nameフィールドとemailフィールドのバリデーションルールが定義されています。バリデーションに違反した場合には、指定した言語コードに基づいて適切なメッセージが表示されます。
以上が、Laravelでバリデーションメッセージを変更する方法です。バリデーションメッセージをカスタマイズすることで、ユーザーにわかりやすいエラーメッセージを表示することができます。