YupとFormikを使用した外部変数による条件付きバリデーションの実装方法


まず、Yupスキーマを定義します。Yupスキーマは、フィールドのバリデーションルールを指定するためのものです。例えば、必須フィールドであるか、特定のパターンに一致するか、特定の範囲内にあるかなどを指定できます。

次に、Formikを使用してフォームを作成します。Formikは、Reactコンポーネントとフォームの状態管理を容易にするためのライブラリです。

外部変数に基づいてフィールドのバリデーションを行うには、Yupスキーマのwhenメソッドを使用します。whenメソッドは、特定のフィールドの値や他のフィールドの値に基づいて、条件に応じたバリデーションルールを適用することができます。

例えば、以下のコードでは、emailフィールドがtrueの場合にのみ、requiredバリデーションルールを適用しています。

import * as Yup from 'yup';
import { useFormik } from 'formik';
const validationSchema = Yup.object().shape({
  email: Yup.string().when('outsideVariable', {
    is: true,
    then: Yup.string().required('Email is required'),
  }),
});
const MyForm = () => {
  const formik = useFormik({
    initialValues: {
      email: '',
    },
    validationSchema,
    onSubmit: values => {
      // フォームの送信処理
    },
  });
  return (
    <form onSubmit={formik.handleSubmit}>
      <input
        type="text"
        name="email"
        value={formik.values.email}
        onChange={formik.handleChange}
        onBlur={formik.handleBlur}
      />
      {formik.touched.email && formik.errors.email ? (
        <div>{formik.errors.email}</div>
      ) : null}
      <button type="submit">Submit</button>
    </form>
  );
};

上記の例では、outsideVariableという外部変数に基づいて、emailフィールドのバリデーションが条件付きで適用されます。outsideVariabletrueの場合、emailフィールドが必須となります。

これで、YupとFormikを使用して外部変数に基づいた条件付きバリデーションを実装する方法を学びました。この方法を使えば、より柔軟なフォームバリデーションを実現することができます。