ES6でのデフォルトパラメーターの使用方法


  1. 基本的なデフォルトパラメーターの使用方法:

    function greet(name = 'Anonymous') {
    console.log(`Hello, ${name}!`);
    }
    greet(); // 出力: Hello, Anonymous!
    greet('John'); // 出力: Hello, John!

    上記の例では、greet関数のnameパラメーターにデフォルト値として'Anonymous'を指定しています。引数が渡されなかった場合には、デフォルト値が使用されます。

  2. デフォルトパラメーターと分割代入の組み合わせ:

    function printUser({ name = 'Anonymous', age = 0 }) {
    console.log(`Name: ${name}, Age: ${age}`);
    }
    const user = { name: 'John', age: 30 };
    printUser(user); // 出力: Name: John, Age: 30
    printUser({ name: 'Jane' }); // 出力: Name: Jane, Age: 0

    上記の例では、printUser関数の引数としてオブジェクトを受け取り、そのオブジェクトのプロパティをデフォルトパラメーターとして使用しています。もし引数に渡されたオブジェクトに該当のプロパティがない場合、デフォルト値が使用されます。

  3. デフォルトパラメーターと他の引数との組み合わせ:

    function addNumbers(a, b = 0) {
    console.log(a + b);
    }
    addNumbers(5, 3); // 出力: 8
    addNumbers(10); // 出力: 10

    上記の例では、addNumbers関数のbパラメーターにデフォルト値として0を指定しています。もしbに引数が渡されなかった場合、デフォルト値が使用されます。

これらはES6でのデフォルトパラメーターの使用方法の一部です。他にも様々な方法がありますが、ここでは基本的な使い方を紹介しました。コード例を参考にしながら、自分のプロジェクトでデフォルトパラメーターを活用してみてください。