Angularのng serveコマンドとプロキシの設定方法


以下に、ng serveコマンドとプロキシの設定方法のいくつかを示します。

  1. Angular.jsonファイルの編集: Angular.jsonファイル内の"serve"セクションで、"proxyConfig"プロパティを追加します。例えば、以下のように設定します。

    "serve": {
     "builder": "@angular-devkit/build-angular:dev-server",
     "options": {
       "browserTarget": "your-app:build",
       "proxyConfig": "src/proxy.conf.json"
     },
  2. プロキシ設定ファイルの作成: プロキシの設定を定義するために、proxy.conf.jsonファイルを作成します。以下は基本的な例です。

    {
     "/api/*": {
       "target": "http://api.example.com",
       "secure": false,
       "logLevel": "debug"
     }
    }

    上記の例では、"/api/*"にマッチするすべてのリクエストは、"http://api.example.com"に転送されます

  3. ng serveコマンドの実行: これで、プロキシの設定が完了しました。以下のコマンドを実行して、ng serveを起動します。

    ng serve

    Angularアプリケーションは、指定したプロキシ設定に従ってリクエストを中継します。

これらの手順に従ってプロキシを設定することで、Angularアプリケーションが外部のAPIと通信する際に便利です。必要に応じて、proxy.conf.jsonファイルにさまざまなプロキシ設定を追加することもできます。

なお、上記の手順は一般的な設定方法であり、環境によって異なる場合もあります。詳細な設定やトラブルシューティングについては、Angularの公式ドキュメントや関連するリソースを参照してください。