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dotenvパッケージのインストール: まず、dotenvパッケージをインストールします。dotenvは、.envファイルから環境変数を読み込むための便利なライブラリです。以下のコマンドを使用してインストールします。
npm install dotenv
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.envファイルの作成: Expressアプリケーションのルートディレクトリに、.envファイルを作成します。このファイルに環境変数を設定します。以下は例です。
DB_HOST=localhost DB_USER=myusername DB_PASSWORD=mypassword
上記の例では、DB_HOST、DB_USER、DB_PASSWORDの3つの環境変数が設定されています。
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Expressアプリケーションでdotenvを使用する: Expressアプリケーションのエントリーポイント(通常はindex.jsまたはapp.js)で、dotenvパッケージを使用して.envファイルの環境変数を読み込む必要があります。以下のコードをエントリーポイントファイルの先頭に追加します。
require('dotenv').config();
これにより、Expressアプリケーション内のどこからでも環境変数を使用することができます。
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環境変数の使用: .envファイルで設定した環境変数は、process.envオブジェクトを介してアクセスできます。以下のように使用することができます。
const dbHost = process.env.DB_HOST; // DB_HOSTの値を取得 const dbUser = process.env.DB_USER; // DB_USERの値を取得 const dbPassword = process.env.DB_PASSWORD; // DB_PASSWORDの値を取得
上記の例では、それぞれの変数に.envファイルで設定した値が格納されます。
これで、Expressアプリケーションに.envファイルを追加して環境変数を設定することができます。この方法を使用すると、アプリケーションの設定を簡単に管理でき、機密情報を安全に保護することができます。