JavaScriptのES6オブジェクトデストラクチャリングとデフォルトパラメータ

2024-02-10 06:07 JavaScript ES6
  1. オブジェクトデストラクチャリングの基本的な使い方 オブジェクトデストラクチャリングは、オブジェクトのプロパティを変数として分割代入するための構文です。デフォルトパラメータと組み合わせることで、オブジェクトのプロパティが存在しない場合にデフォルト値を設定することができます。

例えば、以下のようなオブジェクトがあるとします。

const person = {
  name: 'John',
  age: 30,
};

このオブジェクトからnameとageを取得し、それぞれnameとageという変数に代入する場合、以下のようにオブジェクトデストラクチャリングを使用します。

const { name, age } = person;
  1. デフォルトパラメータと組み合わせる方法 オブジェクトデストラクチャリングとデフォルトパラメータを組み合わせることで、オブジェクトのプロパティが存在しない場合にデフォルト値を設定することができます。

例えば、以下のようなオブジェクトがあるとします。

const person = {
  name: 'John',
};

このオブジェクトからnameとageを取得し、ageが存在しない場合にデフォルト値として0を設定する場合、以下のように書きます。

const { name, age = 0 } = person;
  1. より複雑な例 オブジェクトデストラクチャリングとデフォルトパラメータを組み合わせると、より複雑なロジックをシンプルに表現することができます。

例えば、以下のようなオブジェクトがあるとします。

const person = {
  name: 'John',
  age: 30,
  country: 'USA',
};

このオブジェクトからnameとageとcountryを取得し、ageが存在しない場合にデフォルト値として0を、countryが存在しない場合にデフォルト値として'Unknown'を設定する場合、以下のように書きます。

const { name, age = 0, country = 'Unknown' } = person;

これにより、変数name、age、countryにはそれぞれ'John'、30、'USA'が代入されます。

以上が、JavaScriptのES6でのオブジェクトデストラクチャリングとデフォルトパラメータの基本的な使い方といくつかのコード例です。これを活用することで、よりシンプルで効率的なコードを生成することができます。