Vue Nativeでのonscrollイベントを使用した「Load More」機能の実装方法


  1. テンプレートの準備: まず、Vue Nativeのテンプレート内にスクロール可能なコンテナを作成します。例えば、ScrollViewコンポーネントを使用することができます。
<template>
  <ScrollView @scroll="onScroll">
    <!-- ロードするデータを表示する部分 -->
  </ScrollView>
</template>
  1. スクロールイベントのハンドラ関数の作成: 次に、onScrollというメソッドをVue Nativeのスクリプトセクション内に追加します。このメソッドはスクロールイベントを処理し、必要な場合に新しいデータをロードするための処理を行います。
<script>
export default {
  methods: {
    onScroll(event) {
      const { layoutMeasurement, contentOffset, contentSize } = event.nativeEvent;
      const paddingToBottom = 20; // 追加のデータをロードする位置までの余白
      if (
        layoutMeasurement.height + contentOffset.y >=
        contentSize.height - paddingToBottom
      ) {
        // ロードするデータをここで取得する処理を実装する
      }
    }
  }
}
</script>
  1. データのロードと表示: onScrollメソッド内でデータをロードする処理を実装します。例えば、APIリクエストを送信して新しいデータを取得し、それを既存のデータリストに追加します。そして、テンプレート内で表示します。
<script>
export default {
  data() {
    return {
      dataList: [] // 表示するデータリスト
    }
  },
  methods: {
    onScroll(event) {
      // スクロールイベントの処理
      const { layoutMeasurement, contentOffset, contentSize } = event.nativeEvent;
      const paddingToBottom = 20;
      if (
        layoutMeasurement.height + contentOffset.y >=
        contentSize.height - paddingToBottom
      ) {
        // 新しいデータを取得してdataListに追加する処理
        // 例えば、APIリクエストを送信してデータを取得し、以下のように追加します。
        // this.dataList.push(...newDataList);
      }
    }
  }
}
</script>
<template>
  <ScrollView @scroll="onScroll">
    <View v-for="item in dataList" :key="item.id">
      <!-- データを表示する部分 -->
    </View>
  </ScrollView>
</template>

これで、「Load More」機能を持つ無限スクロールが実装されました。スクロールが特定の位置に達すると、新しいデータがロードされて表示されます。この方法を使用すると、スクロールイベントをトリガーにして追加のデータをロードすることができます。