- テンプレートの準備:
まず、Vue Nativeのテンプレート内にスクロール可能なコンテナを作成します。例えば、
ScrollView
コンポーネントを使用することができます。
<template>
<ScrollView @scroll="onScroll">
<!-- ロードするデータを表示する部分 -->
</ScrollView>
</template>
- スクロールイベントのハンドラ関数の作成:
次に、
onScroll
というメソッドをVue Nativeのスクリプトセクション内に追加します。このメソッドはスクロールイベントを処理し、必要な場合に新しいデータをロードするための処理を行います。
<script>
export default {
methods: {
onScroll(event) {
const { layoutMeasurement, contentOffset, contentSize } = event.nativeEvent;
const paddingToBottom = 20; // 追加のデータをロードする位置までの余白
if (
layoutMeasurement.height + contentOffset.y >=
contentSize.height - paddingToBottom
) {
// ロードするデータをここで取得する処理を実装する
}
}
}
}
</script>
- データのロードと表示:
onScroll
メソッド内でデータをロードする処理を実装します。例えば、APIリクエストを送信して新しいデータを取得し、それを既存のデータリストに追加します。そして、テンプレート内で表示します。
<script>
export default {
data() {
return {
dataList: [] // 表示するデータリスト
}
},
methods: {
onScroll(event) {
// スクロールイベントの処理
const { layoutMeasurement, contentOffset, contentSize } = event.nativeEvent;
const paddingToBottom = 20;
if (
layoutMeasurement.height + contentOffset.y >=
contentSize.height - paddingToBottom
) {
// 新しいデータを取得してdataListに追加する処理
// 例えば、APIリクエストを送信してデータを取得し、以下のように追加します。
// this.dataList.push(...newDataList);
}
}
}
}
</script>
<template>
<ScrollView @scroll="onScroll">
<View v-for="item in dataList" :key="item.id">
<!-- データを表示する部分 -->
</View>
</ScrollView>
</template>
これで、「Load More」機能を持つ無限スクロールが実装されました。スクロールが特定の位置に達すると、新しいデータがロードされて表示されます。この方法を使用すると、スクロールイベントをトリガーにして追加のデータをロードすることができます。