Babelを使用したNode.jsのターゲット設定方法


以下に、Babelを使用してNode.jsのターゲット設定を行う方法を説明します。

  1. Babelのインストール: まず、プロジェクトのルートディレクトリで以下のコマンドを実行して、Babelをインストールします。
npm install @babel/core @babel/preset-env --save-dev
  1. .babelrcファイルの作成: プロジェクトのルートディレクトリに.babelrcという名前のファイルを作成し、以下の内容を記述します。
{
  "presets": [
    ["@babel/preset-env", {
      "targets": {
        "node": "current"
      }
    }]
  ]
}

この設定では、BabelはNode.jsの現在のバージョンをターゲットに変換を行います。

  1. コードの変換: Babelがインストールされた状態で、プロジェクトのソースコードをBabelで変換することができます。以下のコマンドを実行して、変換後のコードを出力します。
npx babel src --out-dir dist

このコマンドでは、srcディレクトリ内のソースコードを変換して、distディレクトリに出力します。

以上の手順に従うことで、Babelを使用してNode.jsのターゲット設定を行うことができます。これにより、古いバージョンのNode.jsでも最新のJavaScriptの機能を利用することができます。