以下に、continue文の使用方法といくつかの例を示します。
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forループでのcontinue文の使用:
for (let i = 0; i < 5; i++) { if (i === 2) { continue; // iが2の場合はスキップして次のイテレーションに進む } console.log(i); }
出力:
0 1 3 4
この例では、iが2の場合にcontinue文が実行され、そのイテレーションがスキップされます。その結果、2が出力されることはありません。
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whileループでのcontinue文の使用:
let i = 0; while (i < 5) { i++; if (i === 2) { continue; // iが2の場合はスキップして次のイテレーションに進む } console.log(i); }
出力:
1 3 4 5
この例では、iが2の場合にcontinue文が実行され、そのイテレーションがスキップされます。その結果、2が出力されることはありません。
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ラベル付きループでのcontinue文の使用:
outerLoop: for (let i = 0; i < 3; i++) { for (let j = 0; j < 3; j++) { if (j === 1) { continue outerLoop; // outerLoopの次のイテレーションに進む } console.log(`i: ${i}, j: ${j}`); } }
出力:
i: 0, j: 0 i: 1, j: 0 i: 2, j: 0
この例では、内側のループでjが1の場合にcontinue文が実行され、ラベルouterLoopの次のイテレーションに進みます。その結果、jの値が1のときの処理がスキップされます。
上記の例からわかるように、continue文を使用すると、特定の条件に基づいてループ内の処理をスキップすることができます。この機能を活用することで、より柔軟な制御フローを実現することができます。