ES6における定数宣言方法と使用例


キーワードを使用して定数を宣言することができます。定数は、値が一度設定された後に変更できない変数です。以下に、ES6における定数宣言の方法と使用例をいくつか紹介します。

  1. 単純な定数の宣言:

    const PI = 3.14159;
    console.log(PI); // 結果: 3.14159
  2. オブジェクトの定数の宣言:

    const person = {
    name: 'John',
    age: 30
    };
    person.age = 31; // オブジェクトのプロパティの値は変更可能
    console.log(person); // 結果: { name: 'John', age: 31 }
  3. 配列の定数の宣言:

    const numbers = [1, 2, 3, 4];
    numbers.push(5); // 配列に要素を追加することは可能
    console.log(numbers); // 結果: [1, 2, 3, 4, 5]
  4. ブロックスコープ内での定数宣言: ES6では、letと同様にconstもブロックスコープを持ちます。

    {
    const x = 10;
    console.log(x); // 結果: 10
    }
    console.log(x); // エラー: x is not defined

以上がES6における定数宣言の基本的な方法と使用例です。定数は一度値が設定されると再代入できませんが、オブジェクトや配列のプロパティは変更可能です。定数を使用することで、可読性と保守性の高いコードを作成することができます。