- 非同期関数を実装する: 非同期処理を含む関数を作成します。一般的に、
async
キーワードを関数の前に付けて非同期関数を宣言します。
例えば、次のような非同期関数を考えてみましょう:
async function fetchData() {
const response = await fetch('APIのURL');
const data = await response.json();
return data;
}
- コンポーネント内で非同期関数を呼び出す: 非同期関数をコンポーネント内で呼び出す必要があります。一般的には、コンポーネントのライフサイクルメソッド(
componentDidMount
やuseEffect
)などの適切なタイミングで非同期関数を呼び出します。
例えば、関数コンポーネント内で非同期関数を呼び出す場合、次のようになります:
import React, { useEffect, useState } from 'react';
function MyComponent() {
const [data, setData] = useState(null);
useEffect(() => {
async function fetchData() {
const response = await fetch('APIのURL');
const data = await response.json();
setData(data);
}
fetchData();
}, []);
return (
<div>
{/* データの表示などの処理 */}
</div>
);
}
上記の例では、useEffect
フックを使用して非同期関数をコンポーネントの初回レンダリング時に呼び出しています。取得したデータは、data
ステート変数にセットされます。
- データの表示や処理: 非同期関数から取得したデータを表示したり、適切な処理を実行したりします。上記の例では、
data
ステート変数を使用してデータを表示するコンポーネントの一部を作成しています。
以上がReactコンポーネントで非同期関数をレンダリングする基本的な手順です。この方法を使用すると、非同期処理を含むデータの取得や処理を行うことができます。