Odooのres.usersモデルでは、ユーザーのアクセス権限を管理するためのタブがあります。このタブのレイアウトをデフォルトのリストビューからツリービューに変更する方法を説明します。
以下に、シンプルで簡単な方法といくつかのコード例を示します。
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カスタムモジュールの作成: まず、カスタムモジュールを作成します。これは、既存のres.usersモジュールを拡張するためのものです。
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XMLファイルでビューを定義: カスタムモジュールのviewsディレクトリに、新しいXMLファイルを作成します。このファイルで、res.usersモデルのアクセス権限タブのビューを定義します。
例:
<odoo>
<data>
<record id="view_res_users_form" model="ir.ui.view">
<field name="name">res.users.form</field>
<field name="model">res.users</field>
<field name="inherit_id" ref="base.view_users_form" />
<field name="arch" type="xml">
<data>
<xpath expr="//notebook/page[@name='access_rights']" position="attributes">
<attribute name="view_mode">tree</attribute>
</xpath>
</data>
</field>
</record>
</data>
</odoo>
上記の例では、"access_rights"という名前のページのビューモードを"tree"に変更しています。
- カスタムモジュールをインストール: カスタムモジュールをOdooにインストールします。これにより、res.usersモデルのアクセス権限タブのレイアウトがツリービューに変更されます。
以上の手順を実行すると、res.usersモデルのアクセス権限タブがツリービューで表示されるようになります。