Delphiでのプログラムの終了方法


  1. Application.Terminate メソッドを使用する方法:

    procedure TForm1.Button1Click(Sender: TObject);
    begin
     Application.Terminate;
    end;

    この方法は、現在の実行中のアプリケーションを終了します。

  2. Halt 関数を使用する方法:

    procedure TForm1.Button1Click(Sender: TObject);
    begin
     Halt;
    end;

    Halt 関数は、アプリケーションを直ちに終了します。このメソッドを使用する場合、アプリケーションの終了前に必要な後処理を自分で行う必要があります。

  3. Exit プロシージャを使用する方法:

    procedure TForm1.Button1Click(Sender: TObject);
    begin
     Exit;
    end;

    Exit プロシージャは、現在のプロシージャまたは関数を終了し、呼び出し元に制御を返します。これにより、アプリケーションの終了が可能になります。

  4. MainForm.Close メソッドを使用する方法:

    procedure TForm1.Button1Click(Sender: TObject);
    begin
     MainForm.Close;
    end;

    MainForm.Close メソッドは、Delphiフォームのメインフォームを閉じます。このメソッドを使用することで、アプリケーション全体を終了することができます。

上記のコード例は、ボタンクリックなどのイベントハンドラ内で使用される想定ですが、必要に応じて他の場所でも使用できます。また、これらの方法は単純な終了を行いますが、アプリケーションの後処理やリソースの解放など、追加の処理が必要な場合は適切に実装する必要があります。

これらの終了方法は、Delphiでプログラムを終了するための一般的な手法です。プログラムの要件や具体的なコンテキストに応じて、最適な方法を選択してください。