Flutterでのマテリアルカラーの使用方法


Flutterでマテリアルカラーを使用する方法を説明します。まず、マテリアルカラーを定義するために、MaterialColorクラスを使用します。このクラスは、基本色とその色に対応する異なるシェードを定義するために使用されます。

以下に、マテリアルカラーを定義する基本的な例を示します。

import 'package:flutter/material.dart';
void main() {
  runApp(MyApp());
}
class MyApp extends StatelessWidget {
  // マテリアルカラーを定義する
  MaterialColor myColor = MaterialColor(0xFF00FF00, {
    50: Color(0xFFE1FFEA),
    100: Color(0xFFB4FFC6),
    200: Color(0xFF85FFA3),
    300: Color(0xFF55FF80),
    400: Color(0xFF26FF5D),
    500: Color(0xFF00FF00),
    600: Color(0xFF00CC00),
    700: Color(0xFF009900),
    800: Color(0xFF006600),
    900: Color(0xFF003300),
  });
  @override
  Widget build(BuildContext context) {
    return MaterialApp(
      title: 'Flutter マテリアルカラーの使用',
      theme: ThemeData(
        primarySwatch: myColor, // マテリアルカラーをテーマに設定する
      ),
      home: Scaffold(
        appBar: AppBar(
          title: Text('マテリアルカラーの使用'),
        ),
        body: Center(
          child: Text(
            'Hello, Flutter!',
            style: TextStyle(
              color: myColor, // マテリアルカラーをテキストスタイルに設定する
            ),
          ),
        ),
      ),
    );
  }
}

上記の例では、MaterialColorクラスのインスタンスを作成し、基本色とそのシェードの色を定義しています。ThemeDataprimarySwatchプロパティにマテリアルカラーを設定することで、アプリケーション全体のテーマに適用されます。また、テキストスタイルのcolorプロパティにもマテリアルカラーを指定することで、テキストの色を変更することができます。

このコード例は、指定した基本色に対応するシェードの色を定義し、それらをテーマやテキストスタイルに適用する方法を示しています。自分のアプリケーションに合わせて適切なカラーコードとシェードの色を選択し、マテリアルデザインの一貫性を実現することができます。

このように、Flutterではマテリアルカラーを使用することで、アプリケーションのデザインを統一し、魅力的なユーザーインターフェースを作成することができます。