MATLABでの入力処理方法


MATLABでは、ユーザーからの入力を処理するためのさまざまな方法があります。以下にいくつかの方法とそれぞれのコード例を紹介します。

  1. input関数を使用する方法: MATLABのinput関数を使うと、ユーザーからのテキスト入力を受け取ることができます。以下は、ユーザーに名前を入力してもらい、その名前を表示する例です。

    name = input('名前を入力してください: ', 's');
    disp(['こんにちは、', name, 'さん!']);

    上記のコードでは、input関数を使用してユーザーに名前を入力してもらい、その結果をname変数に格納しています。disp関数を使用して、ユーザーの名前を表示しています。

  2. ダイアログボックスを使用する方法: MATLABには、ユーザーに対話的に入力を促すためのダイアログボックスが用意されています。inputdlg関数を使用すると、複数の入力項目を含むダイアログボックスを表示できます。以下は、名前と年齢の入力を促すダイアログボックスを表示する例です。

    prompt = {'名前:', '年齢:'};
    dlgtitle = 'ユーザー情報入力';
    dims = [1 35];
    definput = {'', ''};
    answer = inputdlg(prompt, dlgtitle, dims, definput);
    name = answer{1};
    age = str2double(answer{2});
    disp(['名前:', name]);
    disp(['年齢:', num2str(age)]);

    上記のコードでは、inputdlg関数を使用してユーザーに名前と年齢の入力を促しています。入力された結果はanswer変数に格納され、それぞれの値をnameage変数に代入して表示しています。

これらはMATLABでの入力処理の基本的な例です。他にも、ファイルからの入力読み取りやグラフィカルユーザーインターフェース(GUI)を使用した入力処理など、さまざまな方法があります。詳細な情報については、MATLABの公式ドキュメントを参照してください。