以下に、Laravelでのスロットリングの実装方法と使用例をいくつか紹介します。
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ルートのスロットリング: Laravelでは、
routes/web.php
やroutes/api.php
などのルートファイルで、ルートにスロットリングを設定することができます。以下は例です:Route::middleware('throttle:5,1')->group(function () { // スロットリングを適用するルート });
上記の例では、1分間に5回までのリクエストを許可します。リクエスト回数や時間間隔は、自由に設定できます。
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コントローラーメソッドのスロットリング: コントローラーメソッドごとにスロットリングを適用することもできます。以下は例です:
public function store() { $this->middleware('throttle:10,1')->only('store'); // スロットリングを適用するコード }
上記の例では、
store
メソッドに対して1分間に10回までのリクエストを許可します。 -
ミドルウェアのスロットリング: カスタムのミドルウェアを作成して、特定のリクエストに対してスロットリングを適用することも可能です。以下は例です:
public function handle($request, Closure $next) { $throttler = app(RateLimiter::class)->forRequest($request, $maxAttempts = 5, $decayMinutes = 1); if ($throttler->tooManyAttempts()) { abort(429, 'Too Many Attempts.'); } return $next($request); }
上記の例では、1分間に5回までのリクエストを許可し、制限を超えた場合には429エラーを返します。
これらは、Laravelでスロットリングを実装するための一般的な方法の一部です。スロットリングを使用することで、アプリケーションのパフォーマンスやセキュリティを向上させることができます。