抽象的なEnumクラスの作成と使用方法


  1. 基本的なEnumクラスの作成: まず、基本的なEnumクラスを作成する方法を見てみましょう。
public enum MyEnum {
    VALUE1,
    VALUE2,
    VALUE3
}

上記の例では、MyEnumという名前のEnumクラスが定義されています。このEnumクラスには、VALUE1VALUE2VALUE3という3つの要素があります。これらの要素は列挙型の定数として使用されます。

  1. Enumクラスのメソッドの追加: Enumクラスには、定数以外にもメソッドを追加することができます。以下に例を示します。
public enum MyEnum {
    VALUE1("First Value"),
    VALUE2("Second Value"),
    VALUE3("Third Value");
    private String description;
    MyEnum(String description) {
        this.description = description;
    }
    public String getDescription() {
        return description;
    }
}

上記の例では、Enumクラスの各要素に説明を追加するために、descriptionというプライベートフィールドとそれに対応するコンストラクタとゲッターメソッドを追加しています。

  1. Enumクラスの利用: Enumクラスは、switch文や配列と組み合わせて使用することができます。以下に例を示します。
public class Main {
    public static void main(String[] args) {
        MyEnum value = MyEnum.VALUE2;
        switch (value) {
            case VALUE1:
                System.out.println("Value 1 selected");
                break;
            case VALUE2:
                System.out.println("Value 2 selected");
                break;
            case VALUE3:
                System.out.println("Value 3 selected");
                break;
        }
    }
}

上記の例では、Enumクラスの要素を使ってswitch文を作成し、選択された要素に応じて異なる処理を実行しています。

以上が、抽象的なEnumクラスの作成と使用方法に関する基本的な情報です。この記事を参考にしながら、自分のプログラムにEnumクラスを活用してみてください。