- 基本的なEnumクラスの作成: まず、基本的なEnumクラスを作成する方法を見てみましょう。
public enum MyEnum {
VALUE1,
VALUE2,
VALUE3
}
上記の例では、MyEnum
という名前のEnumクラスが定義されています。このEnumクラスには、VALUE1
、VALUE2
、VALUE3
という3つの要素があります。これらの要素は列挙型の定数として使用されます。
- Enumクラスのメソッドの追加: Enumクラスには、定数以外にもメソッドを追加することができます。以下に例を示します。
public enum MyEnum {
VALUE1("First Value"),
VALUE2("Second Value"),
VALUE3("Third Value");
private String description;
MyEnum(String description) {
this.description = description;
}
public String getDescription() {
return description;
}
}
上記の例では、Enumクラスの各要素に説明を追加するために、description
というプライベートフィールドとそれに対応するコンストラクタとゲッターメソッドを追加しています。
- Enumクラスの利用: Enumクラスは、switch文や配列と組み合わせて使用することができます。以下に例を示します。
public class Main {
public static void main(String[] args) {
MyEnum value = MyEnum.VALUE2;
switch (value) {
case VALUE1:
System.out.println("Value 1 selected");
break;
case VALUE2:
System.out.println("Value 2 selected");
break;
case VALUE3:
System.out.println("Value 3 selected");
break;
}
}
}
上記の例では、Enumクラスの要素を使ってswitch文を作成し、選択された要素に応じて異なる処理を実行しています。
以上が、抽象的なEnumクラスの作成と使用方法に関する基本的な情報です。この記事を参考にしながら、自分のプログラムにEnumクラスを活用してみてください。