Auroraデータベースの長期バックアップの戦略


  1. AWS S3を使用したバックアップストレージ: AWS S3は耐久性が高く、スケーラブルなオブジェクトストレージです。AuroraデータベースのバックアップをS3に保存することで、ディザスタリカバリと監査のための長期保存を実現できます。

以下は、AWS CLIを使用してAuroraデータベースのバックアップをS3にアップロードする例です。

aws s3 cp <バックアップファイル> s3://<バケット名>/<バックアップフォルダ>/
  1. AWSバックアップを使用した自動化: AWS Backupは、バックアップスケジュールの作成やバックアップの保管期間の管理を簡素化するサービスです。AuroraデータベースのバックアップをAWS Backupによって自動化し、長期保存のポリシーを設定することができます。

以下は、AWS Backupを使用してAuroraデータベースのバックアップと保管期間を設定する例です。

aws backup create-backup-plan --backup-plan "AuroraBackupPlan" --rule-name "AuroraBackupRule" --schedule-expression "cron(0 0 * * ? *)" --lifecycle "moveToColdStorageAfterDays=365"
  1. AWS Data Lifecycle Managerを使用した保存ポリシーの自動化: AWS Data Lifecycle Managerは、データのライフサイクル管理を自動化するサービスです。Auroraデータベースのバックアップを定期的に作成し、保存ポリシーに基づいて長期保存や削除を自動化することができます。

以下は、AWS Data Lifecycle Managerを使用してAuroraデータベースのバックアップと保存ポリシーを設定する例です。

aws dlm create-lifecycle-policy --policy-details file://aurora-lifecycle-policy.json

上記のコード例は一部であり、実際の環境に合わせて調整する必要があります。必要に応じてAWSドキュメントを参照してください。

以上が、Auroraデータベースの長期バックアップの戦略とコード例です。これにより、ディザスタリカバリと監査の目的を満たすためにデータを安全に保管することができます。