SQL Serverでのリモート接続の許可とトラブルシューティング方法


  1. SQL Server Configuration Managerの使用:

    • SQL Server Configuration Managerを開きます。
    • 「SQL Serverネットワーク構成」を展開し、「プロトコル」を選択します。
    • TCP/IPプロトコルを有効にします。
    • TCP/IPプロパティを開き、IPアドレスの設定を確認します。ポート番号が正しく設定されていることを確認します。
  2. ファイアウォールの設定:

    • リモート接続を許可するために、ファイアウォールの設定を確認する必要があります。
    • ポート番号1433(デフォルトのSQL Serverポート)がファイアウォールでブロックされていないことを確認します。
  3. SQL Serverインスタンスの設定:

    • SQL Server Management Studioを開きます。
    • サーバーに接続し、サーバーツリーを展開します。
    • インスタンスを右クリックし、「プロパティ」を選択します。
    • 「接続」セクションで、「リモート サーバー接続を許可する」オプションを有効にします。

これらの手順を実行した後でも、リモート接続に問題がある場合は、以下のトラブルシューティング方法を試してみてください。

  1. ポート番号の確認:

    • SQL Server Configuration ManagerでTCP/IPプロトコルのポート番号を確認します。
    • コード例: SELECT DISTINCT local_tcp_port FROM sys.dm_exec_connections;
  2. SQL Server Browserサービスの確認:

    • SQL Server Browserサービスが実行されていることを確認します。
    • コード例: SELECT * FROM sys.dm_server_services;
  3. ネットワーク接続の確認:

    • クライアントマシンからSQL Serverへのネットワーク接続を確認します。
    • コード例: telnet <SQL ServerのIPアドレス> <ポート番号>