HTMLのautocomplete=offが機能しない問題の解決方法


  • フォームの自動補完機能: ブラウザはフォームの自動補完機能を持っており、これがautocomplete=offを上書きすることがあります。この場合、autocomplete=offを指定しても自動補完が行われる可能性があります。この問題を回避するためには、フォームのautocomplete属性にランダムな値を設定することができます。例えば、autocomplete="nope"やautocomplete="random-string"などです。

  • フォームの親要素に対するautocomplete属性: input要素が親要素(例えば、form要素)に包含されている場合、親要素にもautocomplete属性を指定する必要があります。つまり、input要素と親要素の両方にautocomplete属性を設定する必要があります。

  • 以下に、上記の方法をコード例とともに示します。

    <!DOCTYPE html>
    <html>
    <head>
    </head>
    <body>
      <form autocomplete="off">
        <input type="text" name="username" autocomplete="nope" />
        <input type="password" name="password" autocomplete="nope" />
      </form>
    </body>
    </html>

    上記のコードでは、input要素に対してautocomplete="nope"を指定し、親要素であるform要素にもautocomplete="off"を指定しています。これにより、autocompleteが無効化され、自動補完が行われなくなります。