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パラメータにデフォルト値を指定する方法: メソッドのパラメータにデフォルト値を設定するには、パラメータの型の後に等号 (=) を使用して値を指定します。例えば、次のようなメソッドがあるとします。
public void MyMethod(int x = 10, string y = "default") { // メソッドの処理 }
上記の例では、
x
パラメータのデフォルト値は10
であり、y
パラメータのデフォルト値は"default"
です。これにより、MyMethod
メソッドを呼び出す際に、特定のパラメータを省略することができます。 -
デフォルト値のあるパラメータを使用する方法: メソッドを呼び出す際に、デフォルト値のあるパラメータを使用するには、パラメータ名と値を指定します。例えば、以下のようにメソッドを呼び出すことができます。
MyMethod(); // デフォルトの値が使用される MyMethod(20); // x = 20, y = "default" MyMethod(30, "custom"); // x = 30, y = "custom"
上記の例では、
MyMethod
メソッドを呼び出しています。最初の呼び出しでは、デフォルトの値が使用されます。2番目と3番目の呼び出しでは、パラメータの値を指定しています。 -
デフォルト値のあるパラメータとデフォルト値のないパラメータを併用する方法: デフォルト値のあるパラメータとデフォルト値のないパラメータを併用する場合、デフォルト値のないパラメータはデフォルト値のあるパラメータの後に配置する必要があります。例えば、次のようにメソッドを定義することができます。
public void MyMethod(string y, int x = 10) { // メソッドの処理 }
上記の例では、
x
パラメータがデフォルト値を持っており、y
パラメータがデフォルト値を持っていないことに注意してください。
このように、C#ではデフォルト値のパラメータを使用することで、メソッドの使用をシンプルにすることができます。デフォルト値のパラメータを適切に活用することで、コードの可読性や保守性を向上させることができます。