- デフォルト値の指定: プロパティにデフォルト値を指定するには、以下のような構文を使用します。
private int myProperty = defaultValue;
public int MyProperty
{
get { return myProperty; }
set { myProperty = value; }
}
上記の例では、myProperty
という名前のプロパティにデフォルト値defaultValue
を設定しています。この場合、プロパティが明示的に設定されていない場合には、defaultValue
が自動的に使用されます。
- 自動プロパティのデフォルト値: 自動プロパティを使用する場合は、次のようにデフォルト値を指定することができます。
public int MyProperty { get; set; } = defaultValue;
この例では、MyProperty
という名前の自動プロパティにデフォルト値defaultValue
を設定しています。自動プロパティでは、背後にフィールドが生成され、ゲッターとセッターが自動的に実装されます。
- コンストラクタでのデフォルト値の指定: コンストラクタ内でプロパティのデフォルト値を指定することもできます。以下はその例です。
public MyClass()
{
MyProperty = defaultValue;
}
上記の例では、MyProperty
という名前のプロパティにデフォルト値defaultValue
をコンストラクタ内で指定しています。このようにすることで、インスタンスが作成されたときにデフォルト値が設定されます。
これらの方法を使用することで、C#においてプロパティのデフォルト値を指定することができます。デフォルト値を設定することで、コードの可読性を向上させることができます。また、デフォルト値を使用することで、特定の状況においてプロパティが明示的に設定されていない場合にも正しい動作をするようになります。
以上が、C#におけるデフォルトプロパティ値の使用方法とコード例の解説です。これらの方法を活用して、より効率的なコーディングを行いましょう。