デリゲートの宣言は以下のように行います:
delegate void MyDelegate(int param);
上記の例では、MyDelegate
というデリゲート型が宣言されています。このデリゲートは、引数としてint
型のパラメータを受け取り、戻り値はありません。
デリゲートを使用する際には、以下の手順に従います:
-
デリゲートのインスタンスを作成します。
MyDelegate myDelegate = new MyDelegate(SomeMethod);
-
デリゲートを呼び出します。
myDelegate(10);
上記の例では、SomeMethod
というメソッドがMyDelegate
のインスタンスとして作成され、引数として10
が渡されます。
また、C#にはいくつかの組み込みのデリゲート型が用意されています。代表的なものとしては、Action
、Func
、Predicate
があります。これらのデリゲート型を使用することで、より柔軟なメソッドの参照やラムダ式の使用が可能になります。
デリゲートの他にも、C#ではイベントと組み合わせて使用することができます。イベントハンドラーとしてデリゲートを使用することで、特定のイベントが発生した際に実行されるメソッドを指定することができます。
以上がC#におけるデリゲートの基本的な使い方です。デリゲートはコードの再利用性や柔軟性を向上させるための重要な機能ですので、積極的に活用してみてください。