まず、メンションを検出するためには、Discord.jsのmessage
イベントを使用します。以下のコード例では、ボットがメンションされた場合に「Hello!」と返信するシンプルな処理を行います。
client.on('message', message => {
if (message.mentions.has(client.user)) {
message.reply('Hello!');
}
});
上記のコードでは、message.mentions.has(client.user)
を使用して、メッセージにボットのメンションが含まれているかどうかを確認しています。もしメンションが含まれていれば、message.reply('Hello!')
で「Hello!」と返信するようになっています。
さらに、メンションされたユーザーの情報を取得する場合は、message.mentions.users
を使用します。以下のコード例では、メンションされたユーザーの名前を取得し、それを含んだメッセージを送信しています。
client.on('message', message => {
if (message.mentions.has(client.user)) {
const mentionedUser = message.mentions.users.first();
message.channel.send(`You mentioned ${mentionedUser.username}!`);
}
});
上記のコードでは、message.mentions.users.first()
を使用して最初にメンションされたユーザーを取得し、そのユーザーのusername
プロパティを使用して名前を取得しています。そして、message.channel.send()
でメンションされたユーザーの名前を含んだメッセージを送信しています。
これらのコード例を参考にしながら、メンションの処理方法を理解し、自分のボットに組み込むことができます。これにより、ユーザーがボットをメンションした際に、適切な応答やアクションを行うことができます。以上が、Discord.jsボットのメンションの処理方法とコード例の紹介です。