- デリゲートの定義 まず、デリゲートを定義する必要があります。以下のように、戻り値の型と引数の型を指定してデリゲートを宣言します。
delegate void MyDelegate(int x, int y);
上記の例では、MyDelegate
という名前のデリゲートを定義しています。このデリゲートは、引数として2つのint
型の値を受け取り、戻り値のないメソッドを参照します。
- デリゲートのインスタンス化と使用 デリゲートを実際のメソッドに結び付けるには、デリゲートのインスタンスを作成し、メソッドを参照します。以下のように、デリゲートのインスタンスを作成し、メソッドを指定します。
MyDelegate myDelegate = SomeMethod;
上記の例では、SomeMethod
というメソッドをMyDelegate
型のデリゲートに結び付けています。
- デリゲートの呼び出し デリゲートを呼び出すには、デリゲートのインスタンスを通じてメソッドを呼び出します。以下のように、デリゲートのインスタンスに引数を渡してメソッドを呼び出すことができます。
myDelegate(10, 20);
上記の例では、myDelegate
を呼び出しています。これにより、SomeMethod
が引数として10
と20
を受け取る形で呼び出されます。
デリゲートを使用することで、メソッドの参照やコールバックの実装など、さまざまなシナリオで柔軟なプログラミングが可能になります。これにより、コードの再利用性や保守性が向上します。
以上がC#デリゲートの基本的な使用方法と簡単なコード例です。より詳細な情報や応用的な使用方法については、C#のドキュメントやチュートリアルを参照してください。