SQLにおける「不等号(not equal)」の使用方法


  1. 不等号の基本的な使用方法: 不等号を使用するには、クエリの条件文で「!=」または「<>」を使用します。これは、特定の値と等しくないレコードを選択するために使用されます。

例:

SELECT * FROM テーブル名 WHERE 列名 != '値';
SELECT * FROM テーブル名 WHERE 列名 <> '値';
  1. NULL値との比較: NULL値との比較においては、特別な考慮が必要です。通常の比較演算子はNULL値との比較には使用できません。そのため、IS NULLまたはIS NOT NULLを使用する必要があります。

例:

SELECT * FROM テーブル名 WHERE 列名 IS NOT NULL;
  1. 数値との比較: 数値を比較する場合は、不等号を使って大小関係を表現します。

例:

SELECT * FROM テーブル名 WHERE 数値列名 > 100;
SELECT * FROM テーブル名 WHERE 数値列名 <= 50;
  1. 文字列との比較: 文字列を比較する場合は、不等号を使って辞書順での大小関係を表現します。

例:

SELECT * FROM テーブル名 WHERE 文字列列名 > 'abc';
SELECT * FROM テーブル名 WHERE 文字列列名 <= 'xyz';

これらはSQLにおける「不等号(not equal)」の基本的な使用方法です。具体的なデータベースシステムによっては、不等号の記法やNULL値との比較方法が異なる場合がありますので、詳細な仕様に関しては各データベースのドキュメントを参照してください。