Elasticsearchの曖昧な検索クエリ文字列の使用方法


Elasticsearchで曖昧な検索を行うためには、クエリ文字列を使用します。以下に、曖昧な検索クエリ文字列の使用方法といくつかのコード例を示します。

  1. 単語の一部を含む検索:

    GET /index/_search
    {
    "query": {
    "match": {
      "field": {
        "query": "キーワードの一部",
        "fuzziness": "AUTO"
      }
    }
    }
    }

    上記の例では、指定したフィールド内のキーワードの一部を含むドキュメントが返されます。fuzzinessパラメータをAUTOに設定することで、曖昧な検索が有効になります。

  2. 類似した単語を含む検索:

    GET /index/_search
    {
    "query": {
    "match": {
      "field": {
        "query": "キーワード",
        "fuzziness": "2"
      }
    }
    }
    }

    上記の例では、指定したフィールド内で指定したキーワードに似た単語を検索します。fuzzinessパラメータの値を増やすことで、より類似した単語も含めた検索が可能になります。

  3. 曖昧なフレーズ検索:

    GET /index/_search
    {
    "query": {
    "match_phrase": {
      "field": {
        "query": "キーワードの一部",
        "slop": 2
      }
    }
    }
    }

    上記の例では、指定したフィールド内で指定したフレーズの一部を含むドキュメントを検索します。slopパラメータを設定することで、フレーズ内の単語の順序や位置に対して柔軟なマッチングが行われます。

これらは、Elasticsearchで曖昧な検索を行うための基本的な方法です。詳細な制御やパフォーマンスの最適化については、公式ドキュメントや関連する情報源を参照してください。