例えば、以下のテーブル「users」があるとします。
usersテーブル:
+----+------+--------+
| ID | 名前 | 都市 |
+----+------+--------+
| 1 | 山田 | 東京 |
| 2 | 田中 | 大阪 |
| 3 | 鈴木 | 東京 |
| 4 | 山田 | 札幌 |
+----+------+--------+
すべてのユーザーの都市を一意の値で取得するには、以下のようなSQLクエリを使用します。
SELECT DISTINCT 都市 FROM users;
このクエリは、「users」テーブルから重複する都市名を削除し、一意の都市名のみを返します。結果は次のようになります。
+--------+
| 都市 |
+--------+
| 東京 |
| 大阪 |
| 札幌 |
+--------+
さらに、特定の条件に基づいて一意の値を選択することもできます。例えば、都市が「東京」のユーザーの名前を取得するには、以下のようなクエリを使用します。
SELECT DISTINCT 名前 FROM users WHERE 都市 = '東京';
このクエリは、都市が「東京」と一致する行から重複する名前を削除し、一意の名前のみを返します。
以上が、SQLのSELECT DISTINCT文を使用してデータを選択する方法の例です。異なる条件やテーブル構造に応じて、より複雑なクエリを作成することもできます。