SQLのUNION ALL演算子についての基本ガイド


UNION ALL演算子の基本的な構文は以下の通りです:

SELECT 列名 FROM テーブル1
UNION ALL
SELECT 列名 FROM テーブル2

この演算子を使用すると、テーブル1とテーブル2の両方から取得した結果が1つの結果セットに結合されます。UNION ALLの場合、重複する行も含めて全ての行が結果セットに表示されます。

UNION ALL演算子を使うときに注意すべきポイントは以下の通りです:

  1. 結合するSELECTステートメントの列数とデータ型は一致している必要があります。一致しない場合はエラーが発生します。

  2. 列の順序は結合された結果セットの列の順序に影響します。列の順序を統一するためには、必要に応じてSELECTステートメント内で列の順序を調整する必要があります。

以下に具体的なコード例を示します:

例1: 2つのテーブルからデータを結合する場合

SELECT 列名 FROM テーブル1
UNION ALL
SELECT 列名 FROM テーブル2

例2: 3つのテーブルからデータを結合する場合

SELECT 列名 FROM テーブル1
UNION ALL
SELECT 列名 FROM テーブル2
UNION ALL
SELECT 列名 FROM テーブル3

UNION ALL演算子は、データベースのクエリで非常に便利なツールです。異なるテーブルからのデータを結合したり、重複を含めたままデータを結合したりする必要がある場合に活用できます。是非、実際のデータ操作でUNION ALL演算子を使ってみてください。