まず、nlogを使用するには、まずNuGetパッケージマネージャーを使用してnlogパッケージをプロジェクトに追加する必要があります。Visual Studioを使用している場合は、ソリューションエクスプローラーでプロジェクトを右クリックし、「NuGetパッケージの管理」を選択します。検索ボックスに「nlog」と入力し、パッケージをインストールします。
以下に、簡単なnlog設定ファイルの例を示します。
<?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?>
<nlog xmlns="http://www.nlog-project.org/schemas/NLog.xsd"
xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance">
<targets>
<target name="file" xsi:type="File" fileName="logfile.txt" />
</targets>
<rules>
<logger name="*" minlevel="Debug" writeTo="file" />
</rules>
</nlog>
上記の例では、logfile.txt
という名前のファイルにログが出力されます。また、ログレベルがDebug
以上の場合にのみログが出力されます。
設定ファイルを作成したら、C#コードでnlogを使用する方法を示します。まず、NLog
名前空間を使用するために、以下のusing
ステートメントを追加します。
using NLog;
次に、ログインスタンスを作成します。
private static Logger logger = LogManager.GetCurrentClassLogger();
これで、logger
インスタンスを使用してログを記録することができます。例えば、以下のようにログを出力することができます。
logger.Trace("This is a trace message");
logger.Debug("This is a debug message");
logger.Info("This is an info message");
logger.Warn("This is a warning message");
logger.Error("This is an error message");
logger.Fatal("This is a fatal message");
これらのログメッセージは、設定ファイルで指定したログ出力先に書き込まれます。
以上が、nlogの基本的な設定方法と使用例です。これを参考にして、自分のプロジェクトにログ機能を追加してみてください。詳細な設定や機能については、nlogの公式ドキュメントを参照してください。