MySQLのビューの使用方法と例


ビューを作成するには、以下のようなSQL文を使用します。

CREATE VIEW ビュー名 AS
SELECT 列1, 列2, ...
FROM テーブル名
WHERE 条件;

上記のコードでは、ビュー名には作成するビューの名前を、列1、列2などにはビューに含める列の名前を指定します。テーブル名にはビューを作成する元となるテーブルの名前を指定し、WHERE句で必要な条件を指定することもできます。

例えば、以下のようなビューを作成することができます。

CREATE VIEW 注文ビュー AS
SELECT 注文ID, 注文日時, 顧客名
FROM 注文テーブル
WHERE 注文日時 >= '2022-01-01';

上記のビューは、「注文テーブル」から注文日時が2022年1月1日以降の注文ID、注文日時、顧客名の情報を抽出しています。

ビューを作成した後は、通常のテーブルと同様にビューをクエリすることができます。例えば、以下のようにしてビューを使用したクエリを実行することができます。

SELECT *
FROM 注文ビュー
WHERE 顧客名 = '山田太郎';

上記のクエリでは、「注文ビュー」というビューから顧客名が「山田太郎」の注文情報を取得しています。

ビューはデータの抽象化と再利用性を高めるための強力なツールです。複雑なクエリをビューにまとめることで、データベースの管理やクエリの実行を効率化することができます。ぜひビューを活用して、効果的なデータベースの管理を行ってください。