- フィルタリング: Power BIでは、データをフィルタリングしてブランクではない値のみを表示することができます。例えば、特定のカラムの値がブランクではない行のみを表示するには、次のようなDAXクエリを使用します。
フィルター = FILTER(テーブル名, NOT(ISBLANK(カラム名)))
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条件付き書式設定: データビジュアル(グラフや表など)の条件付き書式設定を使用して、ブランクではない値を目立たせることができます。たとえば、特定のカラムの値がブランクではない場合にセルの背景色を変更するには、次の手順を実行します。
- データビジュアルを選択し、[書式設定]タブをクリックします。
- [条件付き書式設定]を選択し、[新しいルール]をクリックします。
- [ルール タイプ]で「ルールは書式設定を決定するために使用される式を含む」を選択します。
- [式]に「ISBLANK(カラム名)=FALSE」と入力し、適切な書式を設定します。
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DAX関数を使用した計算: Power BIのDAX(データ解析式)関数を使用して、ブランクではない値に基づいた計算を行うこともできます。たとえば、特定のカラムのブランクではない値の合計を計算するには、次のようなDAX式を使用します。
合計 = CALCULATE(SUM(カラム名), NOT(ISBLANK(カラム名)))
- データクレンジング:
Power Query Editorを使用してデータクレンジングを行うこともできます。ブランクではない値を保持する行のみを抽出するために、次の手順を実行します。
- [データの編集]をクリックし、Power Query Editorを開きます。
- クリーンアップが必要なテーブルを選択し、[フィルタリング]をクリックします。
- [カラムフィルタ]を選択し、ブランクではない値を持つカラムを選択します。
これらの方法はPower BIでブランクではない値を分析するための一部の手法です。適用可能な場合は、データの特性と分析の目的に応じて最適な方法を選択してください。