まず、Node.jsプロジェクトでJWTを使用するためには、jsonwebtoken
というパッケージをインストールする必要があります。以下のコマンドを使用して、プロジェクトにjsonwebtokenを追加します。
npm install jsonwebtoken
jsonwebtokenパッケージをインストールしたら、次のような基本的な使用例を紹介します。
const jwt = require('jsonwebtoken');
// ペイロードを作成
const payload = {
userId: 123,
username: 'john_doe'
};
// JWTを生成
const token = jwt.sign(payload, 'secret_key');
console.log(token);
この例では、jwt.sign
メソッドを使用して、ペイロードと秘密鍵を指定してJWTを生成しています。生成されたJWTはtoken
変数に格納され、コンソールに出力されます。
JWTを検証するには、jwt.verify
メソッドを使用します。次の例をご覧ください。
const jwt = require('jsonwebtoken');
const token = '生成されたJWT';
jwt.verify(token, 'secret_key', (err, decoded) => {
if (err) {
console.error('JWT検証エラー:', err);
return;
}
console.log('検証結果:', decoded);
});
この例では、jwt.verify
メソッドを使用して、JWTを検証しています。正常に検証された場合、デコードされたペイロードがdecoded
変数に格納され、コンソールに出力されます。もしJWTが無効である場合、err
変数にエラーオブジェクトが格納されます。
以上が、Node.jsでJWTを使用する基本的な方法と例です。これを応用することで、認証やセキュリティを実装する際に役立つでしょう。