MetamaskとJavaScriptを使用してブロックチェーンに接続する方法


  1. Metamaskのインストールと設定:

    • Metamaskをブラウザにインストールします。
    • Metamaskを開き、ウォレットを作成または復元します。
    • ブロックチェーンネットワーク(例: Ethereumのメインネット、テストネット)を選択します。
  2. JavaScriptでMetamaskとの接続を確立する:

    • Web3.jsライブラリを使ってMetamaskとの通信を行います。まず、Web3.jsをプロジェクトにインストールします。
    npm install web3
    • JavaScriptファイルでWeb3をインポートします。
    import Web3 from 'web3';
    • Metamaskがインストールされているブラウザ上で実行している場合、Metamaskは自動的にwindow.ethereumオブジェクトを提供します。これを使用してWeb3インスタンスを作成します。
    const web3 = new Web3(window.ethereum);
    • Metamaskへの接続を確立するために、ユーザーに接続を許可するように求める必要があります。
    await window.ethereum.enable();
  3. ブロックチェーンとのやり取り:

    • 接続が確立されたら、Metamaskを介してブロックチェーンとのやり取りが可能になります。
    // ユーザーのアカウントアドレスを取得する例
    const accounts = await web3.eth.getAccounts();
    console.log(accounts[0]);
    • さまざまなブロックチェーン操作(トランザクション送信、コントラクトの読み取りなど)を行うことができます。
    // トランザクションを送信する例
    const transaction = await web3.eth.sendTransaction({
     from: accounts[0],
     to: '0xabcdef123456789...',
     value: web3.utils.toWei('1', 'ether')
    });
    console.log(transaction);

このように、JavaScriptを使用してMetamaskとブロックチェーンに接続することができます。これにより、DApp(分散型アプリケーション)を作成するための基本的な機能を活用することができます。