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Metamaskのインストールと設定:
- Metamaskをブラウザにインストールします。
- Metamaskを開き、ウォレットを作成または復元します。
- ブロックチェーンネットワーク(例: Ethereumのメインネット、テストネット)を選択します。
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JavaScriptでMetamaskとの接続を確立する:
- Web3.jsライブラリを使ってMetamaskとの通信を行います。まず、Web3.jsをプロジェクトにインストールします。
npm install web3
- JavaScriptファイルでWeb3をインポートします。
import Web3 from 'web3';
- Metamaskがインストールされているブラウザ上で実行している場合、Metamaskは自動的に
window.ethereum
オブジェクトを提供します。これを使用してWeb3インスタンスを作成します。
const web3 = new Web3(window.ethereum);
- Metamaskへの接続を確立するために、ユーザーに接続を許可するように求める必要があります。
await window.ethereum.enable();
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ブロックチェーンとのやり取り:
- 接続が確立されたら、Metamaskを介してブロックチェーンとのやり取りが可能になります。
// ユーザーのアカウントアドレスを取得する例 const accounts = await web3.eth.getAccounts(); console.log(accounts[0]);
- さまざまなブロックチェーン操作(トランザクション送信、コントラクトの読み取りなど)を行うことができます。
// トランザクションを送信する例 const transaction = await web3.eth.sendTransaction({ from: accounts[0], to: '0xabcdef123456789...', value: web3.utils.toWei('1', 'ether') }); console.log(transaction);
このように、JavaScriptを使用してMetamaskとブロックチェーンに接続することができます。これにより、DApp(分散型アプリケーション)を作成するための基本的な機能を活用することができます。