- フィルタリング関数を使用する方法:
JavaScriptの組み込み関数である
filter()
メソッドを使用して、オブジェクトをフィルタリングすることができます。以下は基本的な構文です。
const filteredObjects = originalObjects.filter(function(obj) {
// フィルタリング条件を指定する
return /* 条件式 */;
});
originalObjects
はフィルタリングを行いたいオブジェクトの配列です。filter()
メソッドは、与えられた関数の戻り値がtrue
となる要素のみを抽出して新しい配列として返します。obj
は各オブジェクトに対する参照です。フィルタリング条件を関数内で指定し、条件を満たすオブジェクトのみが結果の配列に含まれます。
以下は例です。
const objects = [
{ name: 'Apple', color: 'red' },
{ name: 'Banana', color: 'yellow' },
{ name: 'Orange', color: 'orange' }
];
const filteredObjects = objects.filter(function(obj) {
return obj.color === 'red';
});
console.log(filteredObjects);
// 出力: [{ name: 'Apple', color: 'red' }]
上記の例では、color
プロパティが'red'
と等しいオブジェクトのみがフィルタリングされ、結果として[{ name: 'Apple', color: 'red' }]
が出力されます。
- アロー関数を使用する方法: ES6以降のバージョンでは、アロー関数を使用してフィルタリングすることもできます。以下は上記の例をアロー関数を使用して書き直したものです。
const filteredObjects = objects.filter(obj => obj.color === 'red');
アロー関数はコードを短く簡潔にすることができます。
これらはJavaScriptでオブジェクトをフィルタリングする基本的な方法です。フィルタリング条件をカスタマイズすることで、さまざまなフィルタリング操作が可能です。