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figure環境を使用する方法: LaTeXでは、2列にまたがる図を作成するために、figure環境を使用することができます。以下にコード例を示します。
\documentclass[twocolumn]{article} \usepackage{graphicx} \begin{document} \begin{figure*} \centering \includegraphics[width=\textwidth]{example-image} \caption{2列にまたがる図のキャプション} \label{fig:example} \end{figure*} \end{document}
上記の例では、
figure*
環境を使用して図を中央揃えにしています。\includegraphics
コマンドを使用して、図を挿入しています。\caption
コマンドを使用して、図のキャプションを追加しています。 -
multicolパッケージを使用する方法: もう1つの方法は、multicolパッケージを使用して2列のレイアウトを作成し、そこに図を挿入する方法です。以下にコード例を示します。
\documentclass{article} \usepackage{graphicx} \usepackage{multicol} \begin{document} \begin{multicols}{2} \begin{figure}[H] \centering \includegraphics[width=\linewidth]{example-image} \caption{2列にまたがる図のキャプション} \label{fig:example} \end{figure} \end{multicols} \end{document}
上記の例では、
multicols
環境を使用して2列のレイアウトを作成しています。その中にfigure
環境を配置し、図を挿入しています。 -
subfigパッケージを使用する方法: subfigパッケージを使用すると、複数の図を1つのfigure環境内に配置し、それらを2列にまたがる形式で表示することができます。以下にコード例を示します。
\documentclass[twocolumn]{article} \usepackage{graphicx} \usepackage{subfig} \begin{document} \begin{figure} \centering \subfloat[図Aのキャプション]{\includegraphics[width=0.4\textwidth]{example-image-a} \label{fig:subfig_a}} \hfill \subfloat[図Bのキャプション]{\includegraphics[width=0.4\textwidth]{example-image-b} \label{fig:subfig_b}} \caption{2列にまたがる図のキャプション} \label{fig:example} \end{figure} \end{document}
上記の例では、
subfloat
コマンドを使用して、2つの図を1つのfigure
環境内に配置しています。各図には個別のキャプションとラベルがあります。