Node.jsとGoogle Cloudの連携で発生するデフォルトの認証情報の読み込みエラーの解決方法


  1. Google Cloudの認証情報の確認: 最初に、Google Cloudの認証情報が正しく設定されているか確認しましょう。以下の手順で行います。

    • Google Cloud Consoleにアクセスし、プロジェクトを選択します。
    • 左側のメニューから「IAMと管理」→「サービスアカウント」を選択します。
    • 正しいサービスアカウントが選択されていることを確認し、必要に応じて新しいサービスアカウントを作成します。
    • サービスアカウントに適切な権限が付与されていることを確認します。
    • サービスアカウントのキーファイルをダウンロードし、Node.jsプロジェクト内の適切な場所に保存します。
  2. Node.jsプロジェクトの設定: 次に、Node.jsプロジェクト内の設定を確認し、認証情報が正しく指定されていることを確認します。

    • Node.jsプロジェクトのパッケージマネージャーを使用してgoogle-auth-libraryパッケージをインストールします。
    • プロジェクトのコード内で、以下のように認証情報を指定します。

      const { GoogleAuth } = require('google-auth-library');
      const auth = new GoogleAuth({
      keyFilename: '/path/to/keyfile.json',
      scopes: ['https://www.googleapis.com/auth/cloud-platform'],
      });

      keyFilenameには、先ほどダウンロードしたサービスアカウントのキーファイルのパスを指定します。また、必要に応じてスコープも適切に設定します。

  3. エラーの解決: 上記の手順を実行した後、エラーが解消されるはずです。もし解消されない場合は、以下の点を確認してみてください。

    • キーファイルのパスが正しいかどうかを再度確認します。
    • プロジェクトのコード内で認証情報を正しく設定しているか確認します。
    • サービスアカウントに適切な権限が付与されているか確認します。