まず、Flutterプロジェクトに国際化と通貨表示のための依存関係を追加する必要があります。pubspec.yamlファイルに以下の依存関係を追加します:
dependencies:
flutter_localizations:
sdk: flutter
intl: ^0.17.0
依存関係を追加したら、pubspec.yamlファイルが更新されたことを確認し、パッケージを取得します。
次に、main.dartファイルで言語とロケールを設定します。以下のように、main関数内でrunApp
メソッドを呼び出す前に、MaterialApp
のsupportedLocales
とlocalizationsDelegates
プロパティを設定します:
上記の例では、Intl.message
メソッドを使用してローカライズされたテキストを表示しています。Intl.message
メソッドは、指定したメッセージIDに基づいて、対応する言語のテキストを表示する機能を提供します。
通貨表示を行う場合は、NumberFormat
クラスを使用します。例えば、日本円を表示する場合は以下のようにします:
var price = 1000;
var currencyFormat = NumberFormat.currency(locale: 'ja_JP', symbol: '¥');
var formattedPrice = currencyFormat.format(price);
print(formattedPrice); // 結果: ¥1,000
上記の例では、NumberFormat.currency
メソッドを使用して通貨表示のフォーマットを設定し、format
メソッドで金額をフォーマットしています。
以上が、Flutterで国際化と通貨表示を実装する方法の簡単な解説です。この例を参考にして、自身のアプリケーションに適用ください。