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manifestファイルの作成: まず、manifestファイルを作成します。テキストエディタで新しいファイルを作成し、拡張子を「.appcache」もしくは「.manifest」に設定します。例えば、ファイル名を「app.appcache」とします。
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manifestファイルの記述: manifestファイル内には、オフラインで利用するファイルのリストを記述します。以下は、例として3つのファイルをリストアップしたものです。
CACHE MANIFEST
# キャッシュするファイルのリスト
index.html
styles.css
script.js
# オフライン時に更新するリソースのリスト
NETWORK:
*
# 上記以外のリソースはオフライン時に利用しない
FALLBACK:
- HTMLファイルへのmanifestの追加:
作成したmanifestファイルをHTMLの
<html>
要素内に追加します。以下は、<html>
要素にmanifest
属性を追加した例です。
<!DOCTYPE html>
<html manifest="app.appcache">
<head>
<!-- ページのメタデータやスタイルシート、スクリプトなど -->
</head>
<body>
<!-- コンテンツの記述 -->
</body>
</html>
以上の手順を実行することで、HTMLファイルがオフラインでもキャッシュされ、ウェブアプリケーションが正常に動作するようになります。manifestファイル内のリソースへの変更や追加を行う場合は、更新されたmanifestファイルでウェブページを再読み込みする必要があります。
なお、最新のウェブ技術ではService Workerを使用したオフライン対応も可能ですので、より高度な方法を検討することもおすすめです。