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dotnet toolのインストール: エラーメッセージに示されているように、dotnet toolをインストールする必要があります。以下のコマンドを実行して、dotnet toolをグローバルにインストールします。
dotnet tool install --global dotnet-sql-cache
このコマンドを実行すると、dotnet-sql-cacheツールがインストールされ、'dotnet sql-cache'コマンドが使用可能になります。
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SQLキャッシュのセットアップ: dotnet sql-cacheコマンドを使用して、SQLキャッシュをセットアップします。以下のコマンドを使用して、必要なパラメータを指定してSQLキャッシュをセットアップします。
dotnet sql-cache create "connectionString" "schemaName" "tableName"
- "connectionString": SQLサーバーへの接続文字列を指定します。
- "schemaName": キャッシュテーブルを作成するスキーマの名前を指定します。
- "tableName": キャッシュテーブルの名前を指定します。
これにより、指定した接続文字列とテーブル情報を使用して、SQLキャッシュがセットアップされます。
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コード内でSQLキャッシュを使用する: SQLキャッシュを使用するには、.NET Coreプロジェクトのコード内でいくつかの変更を行う必要があります。以下に、簡単なコード例を示します。
// Startup.csファイル内のConfigureServicesメソッド内での設定 services.AddDistributedSqlServerCache(options => { options.ConnectionString = "connectionString"; options.SchemaName = "schemaName"; options.TableName = "tableName"; }); // キャッシュを使用する箇所の例 public IActionResult Index([FromServices]IDistributedCache cache) { // キャッシュからデータを取得する var cachedData = cache.GetString("cacheKey"); if (cachedData != null) { // キャッシュからのデータを使用する return View(cachedData); } else { // キャッシュにデータがない場合は、データを取得してキャッシュに保存する var data = GetDataFromDatabase(); cache.SetString("cacheKey", data); return View(data); } }
上記のコードでは、Startup.csファイル内でSQLキャッシュの設定を行い、コントローラ内でIDistributedCacheを使用してキャッシュを取得および保存しています。
以上が、"dotnet sql-cacheコマンドが見つかりません"というエラーメッセージの解決方法と、SQLキャッシュのセットアップおよび使用方法の例です。これにより、効果的なデータキャッシュを実装することができます。