dotnet sql-cacheコマンドが見つかりません - インストールと使用方法


  1. dotnet toolのインストール: エラーメッセージに示されているように、dotnet toolをインストールする必要があります。以下のコマンドを実行して、dotnet toolをグローバルにインストールします。

    dotnet tool install --global dotnet-sql-cache

    このコマンドを実行すると、dotnet-sql-cacheツールがインストールされ、'dotnet sql-cache'コマンドが使用可能になります。

  2. SQLキャッシュのセットアップ: dotnet sql-cacheコマンドを使用して、SQLキャッシュをセットアップします。以下のコマンドを使用して、必要なパラメータを指定してSQLキャッシュをセットアップします。

    dotnet sql-cache create "connectionString" "schemaName" "tableName"
    • "connectionString": SQLサーバーへの接続文字列を指定します。
    • "schemaName": キャッシュテーブルを作成するスキーマの名前を指定します。
    • "tableName": キャッシュテーブルの名前を指定します。

    これにより、指定した接続文字列とテーブル情報を使用して、SQLキャッシュがセットアップされます。

  3. コード内でSQLキャッシュを使用する: SQLキャッシュを使用するには、.NET Coreプロジェクトのコード内でいくつかの変更を行う必要があります。以下に、簡単なコード例を示します。

    // Startup.csファイル内のConfigureServicesメソッド内での設定
    services.AddDistributedSqlServerCache(options =>
    {
       options.ConnectionString = "connectionString";
       options.SchemaName = "schemaName";
       options.TableName = "tableName";
    });
    // キャッシュを使用する箇所の例
    public IActionResult Index([FromServices]IDistributedCache cache)
    {
       // キャッシュからデータを取得する
       var cachedData = cache.GetString("cacheKey");
       if (cachedData != null)
       {
           // キャッシュからのデータを使用する
           return View(cachedData);
       }
       else
       {
           // キャッシュにデータがない場合は、データを取得してキャッシュに保存する
           var data = GetDataFromDatabase();
           cache.SetString("cacheKey", data);
           return View(data);
       }
    }

    上記のコードでは、Startup.csファイル内でSQLキャッシュの設定を行い、コントローラ内でIDistributedCacheを使用してキャッシュを取得および保存しています。

以上が、"dotnet sql-cacheコマンドが見つかりません"というエラーメッセージの解決方法と、SQLキャッシュのセットアップおよび使用方法の例です。これにより、効果的なデータキャッシュを実装することができます。