EFコードファーストでの 'CREATE DATABASE' 権限が拒否されたエラーの解決方法


  1. SQL Serverのアクセス権を確認する:

    • 'master'データベースへのアクセス権を持つユーザーでコードを実行していることを確認します。必要に応じて、適切なアクセス権を持つユーザーを作成するか、既存のユーザーの権限を変更します。
  2. 接続文字列を確認する:

  3. データベースの作成手法を変更する:

    • コードファーストアプローチではなく、手動でデータベースを作成する方法を試してみることもできます。SQL Server Management Studioなどのツールを使用して、'master'データベース内で手動でデータベースを作成し、接続文字列を変更します。
  4. データベースの自動作成を無効にする:

    • データベースの自動作成を無効にすることで、EFがデータベースを作成しようとしなくなります。既存のデータベースを使用する場合に有用です。具体的な手順は、利用しているEntity Frameworkのバージョンや設定によって異なる場合があります。

以下に、C#でのコード例を示します(Entity Framework Coreの場合):

using Microsoft.EntityFrameworkCore;
public class YourDbContext : DbContext
{
    protected override void OnConfiguring(DbContextOptionsBuilder optionsBuilder)
    {
        optionsBuilder.UseSqlServer("your_connection_string");
        // データベースの自動作成を無効にする
        optionsBuilder.ConfigureWarnings(warnings => warnings.Throw(RelationalEventId.QueryClientEvaluationWarning));
    }
// DbSetやモデルの定義など、他のコードもここに追加します
}

上記の例では、UseSqlServerメソッドを使用して接続文字列を指定し、ConfigureWarningsメソッドを使用してデータベースの自動作成を無効にしています。

以上の方法を試してみると、データベース作成時の権限エラーを解決できるかもしれません。ただし、具体的な状況によって最適な解決策が異なる場合があるため、状況に応じて適切な方法を選択してください。