Certbotが証明書を保存する場所と方法


/etc/letsencrypt/live/[ドメイン名]

このディレクトリには、証明書の鍵ファイルや証明書チェーンなど、証明書に関連するファイルが含まれています。

具体的なファイルの例を見てみましょう。

  1. プライベートキー: privkey.pem このファイルには、証明書の秘密鍵が含まれています。

  2. 公開キー: cert.pem このファイルには、証明書の公開鍵が含まれています。

  3. 中間証明書: chain.pem このファイルには、証明書の中間証明書(インターミディエイト証明書)が含まれています。

  4. 証明書チェーン: fullchain.pem このファイルには、証明書の公開キーと中間証明書が連結されたものが含まれています。

これらのファイルは、Certbotが自動的に更新したり新しい証明書を取得したりする際に使用されます。

以下に、Certbotを使用して証明書を取得する方法の例を示します。

  1. Certbotのインストール:

    sudo apt-get update
    sudo apt-get install certbot
  2. 証明書の取得:

    sudo certbot certonly --webroot -w /var/www/html -d example.com -d www.example.com

    上記のコマンドは、指定されたドメイン名(example.comおよびwww.example.com)の証明書を取得します。証明書は/var/www/htmlディレクトリに保存されます。

  3. 証明書の更新: Certbotは証明書の有効期限を監視し、必要に応じて自動的に更新します。証明書の自動更新を有効にするには、以下のコマンドを使用します。

    sudo certbot renew

以上がCertbotを使用して証明書を保存する方法と例です。これらの手順を参考にして、ブログ投稿で詳細な情報を提供することができます。