Flutterにおける条件演算子の使い方と例


  1. 基本的なif-else ifの条件演算子の使い方:
condition ? expression1 : (condition2 ? expression2 : expression3)

この形式では、最初の条件(condition)が真(true)の場合、expression1が実行されます。そうでない場合、条件2(condition2)が真の場合はexpression2が実行され、どの条件も満たさない場合はexpression3が実行されます。

例えば、以下のコードは、変数xが0より大きい場合は"Positive"、0の場合は"Zero"、それ以外の場合は"Negative"という結果を返します。

String result = x > 0 ? "Positive" : (x == 0 ? "Zero" : "Negative");
  1. 複数の条件演算子を組み合わせる方法:

複数の条件演算子を組み合わせることで、より複雑な条件を扱うことができます。以下に例を示します。

String result = x > 0
    ? "Positive"
    : (x < 0
        ? "Negative"
        : (x == 0
            ? "Zero"
            : "Unknown"));

この例では、変数xが0より大きい場合は"Positive"、0より小さい場合は"Negative"、0の場合は"Zero"、それ以外の場合は"Unknown"という結果を返します。

  1. 条件演算子をウィジェットのプロパティに使用する方法:

Flutterでは、条件演算子を使用してウィジェットのプロパティを簡潔に設定することもできます。以下に例を示します。

Container(
  color: isDarkMode ? Colors.black : Colors.white,
  child: Text(
    isDarkMode ? "Dark Mode" : "Light Mode",
    style: TextStyle(
      color: isDarkMode ? Colors.white : Colors.black,
    ),
  ),
);

この例では、isDarkModeが真の場合は黒色に、偽の場合は白色に背景色を設定し、テキストの色もそれに応じて設定しています。

以上が、Flutterにおける条件演算子の使い方といくつかのコード例です。条件演算子を活用することで、シンプルで簡潔なコードを書くことができます。是非お試しください。