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エラーメッセージの表示 Laravelでは、エラーメッセージを表示するためにデフォルトで「debug」モードが有効になっています。しかし、本番環境ではセキュリティ上の理由からデバッグモードを無効にすることが推奨されます。デバッグモードを無効にするには、プロジェクトのルートディレクトリにある「.env」ファイルの「APP_DEBUG」設定を「false」に変更します。
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ログファイルの確認 Laravelは自動的にエラーログを生成します。ログファイルは「storage/logs」ディレクトリに保存されます。エラーメッセージやスタックトレースを確認するために、このログファイルをチェックすることができます。
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例外のハンドリング Laravelでは、例外をキャッチして適切な処理を行うことができます。例外ハンドラを使用すると、例外が発生した場合にカスタムメッセージを表示したり、ログに記録したり、ユーザーに通知したりすることができます。以下は例外ハンドラの使用例です。
try {
// 例外が発生する可能性のあるコード
} catch (Exception $e) {
// 例外が発生した場合の処理
Log::error($e->getMessage());
return response()->view('errors.custom', [], 500);
}
- クエリのデバッグ Laravelのデータベースクエリをデバッグするには、クエリビルダの「toSql」メソッドを使用します。これにより、生成されたSQLクエリを確認できます。また、クエリの実行結果を確認するために「dd」ヘルパーを使用することもできます。以下は例です。
$query = DB::table('users')->where('name', 'John')->toSql();
dd($query);
上記のコードは、指定した条件で実行されるSQLクエリを表示します。