Vue.jsでルートからパラメータを取得する方法


  1. $route.paramsを使用する方法: Vue Routerは、現在のルートの情報を提供する$routeオブジェクトを提供します。このオブジェクトのparamsプロパティを使用することで、URLのパラメータにアクセスできます。

例えば、以下のようなURLがあるとします: /users/:id

この場合、:idがパラメータとなります。コンポーネント内で$route.params.idを使用することで、パラメータの値にアクセスできます。

// コンポーネント内のメソッドや計算プロパティでの使用例
methods: {
  getUserId() {
    const id = this.$route.params.id;
    // パラメータの値を使用して必要な処理を行う
  }
}
  1. propsオプションを使用する方法: 別の方法として、ルートコンポーネントにpropsオプションを使用してパラメータを渡すことができます。
// ルーティングの定義例
const routes = [
  {
    path: '/users/:id',
    component: UserComponent,
    props: true
  }
];
// UserComponent内での使用例
props: ['id'],
mounted() {
  // パラメータの値(this.id)を使用して必要な処理を行う
}
  1. Vuexを使用する方法: Vuexは、Vue.jsの状態管理ライブラリです。URLのパラメータをアプリケーション全体で共有する場合に便利です。

Vuexストアにパラメータを保存し、必要なコンポーネントで参照することができます。

// Vuexストアの定義例
const store = new Vuex.Store({
  state: {
    userId: null
  },
  mutations: {
    setUserId(state, id) {
      state.userId = id;
    }
  }
});
// ルーティングの定義例
const routes = [
  {
    path: '/users/:id',
    component: UserComponent
  }
];
// UserComponent内での使用例
computed: {
  userId() {
    return this.$store.state.userId;
  }
},
mounted() {
  // パラメータの値(this.userId)を使用して必要な処理を行う
}

これらは、Vue.jsでルートからパラメータを取得するいくつかの方法です。状況や要件に応じて、適切な方法を選択してください。