Certbotを使用したNginx SSL設定の手順


  1. Certbotのインストール: まず、Certbotをインストールする必要があります。以下のコマンドを使用して、Certbotをインストールします。
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install certbot
  1. 証明書の取得: Certbotを使用して証明書を取得するには、以下のコマンドを実行します。
$ sudo certbot certonly --nginx

このコマンドを実行すると、CertbotがNginxの設定を自動的に検出し、証明書の取得手続きを行います。

  1. Nginxの設定変更: 証明書の取得が完了したら、Nginxの設定ファイルを編集してSSLを有効にします。以下は、Nginxの設定ファイルの例です。
server {
    listen 443 ssl;
    server_name example.com;
    ssl_certificate /etc/letsencrypt/live/example.com/fullchain.pem;
    ssl_certificate_key /etc/letsencrypt/live/example.com/privkey.pem;
    # その他の設定...
}

上記の例では、証明書のパスが/etc/letsencrypt/live/example.com/fullchain.pem/etc/letsencrypt/live/example.com/privkey.pemに設定されています。必要に応じて、これらのパスを正しい場所に変更してください。

  1. Nginxの再起動: 設定の変更が完了したら、Nginxを再起動して変更を反映させます。
$ sudo service nginx restart

これにより、NginxはSSL証明書を使用してHTTPS接続を処理できるようになります。

以上が、Certbotを使用してNginxにSSL証明書を設定する手順です。これにより、ウェブサイトの通信が暗号化され、セキュリティが向上します。

この記事には他にも多くの設定オプションや詳細なコード例がありますが、ここでは基本的な手順を紹介しました。必要に応じて、公式ドキュメントや他のリソースを参照して、さらなるカスタマイズや詳細な設定を行ってください。