Oracleの右外部結合(Right Outer Join)の使い方


右外部結合を使用する主な目的は、右側のテーブルのすべてのデータを保持しながら、左側のテーブルとの関連データを取得することです。以下に、右外部結合を使用する方法とコード例を示します。

まず、基本的な構文は次のとおりです。

SELECT 列名
FROM テーブル1
RIGHT OUTER JOIN テーブル2 ON 結合条件

ここで、列名は取得したい列の名前、テーブル1テーブル2は結合するテーブルの名前、結合条件は結合の条件を指定します。

以下に、具体的なコード例を示します。

SELECT Orders.OrderID, Customers.CustomerName
FROM Orders
RIGHT OUTER JOIN Customers ON Orders.CustomerID = Customers.CustomerID;

上記のコードでは、OrdersテーブルとCustomersテーブルをCustomerID列を基準に右外部結合しています。結果として得られるテーブルには、Ordersテーブルのすべての行と、Customersテーブルとの一致する行が含まれます。一致しない場合は、Customersテーブルの該当行の列はNULL値となります。