WSL(Windows Subsystem for Linux)のバージョンチェックと分析


  1. WSLのバージョンを確認する方法:

    wsl --list --verbose

    上記のコマンドを実行すると、インストールされているWSLのバージョンとディストリビューションの一覧が表示されます。

  2. WSLのエラーメッセージと解決策の例:

    • エラーメッセージ: "WSL 2 is not installed"(WSL 2がインストールされていません)

      解決策:

      1. Windows 10のバージョンを確認し、必要に応じてアップデートします。
      2. BIOSで仮想化支援機能(Intel VT-xまたはAMD-V)を有効にします。
      3. PowerShellを管理者権限で開き、以下のコマンドを実行します:
        wsl --set-default-version 2
    • エラーメッセージ: "The WSL 2 memory assigned is not within the allowed range"(割り当てられたWSL 2のメモリが許容範囲外です)

      解決策:

      1. PowerShellを管理者権限で開き、以下のコマンドを実行します:
        wsl --set-memory <ディストリビューション名> <メモリサイズ>

        メモリサイズはMB単位で指定します。例えば、512MBに設定する場合は「512」と入力します。