WSL2での静的IP設定:原因と解決方法


静的IPを設定するためには、以下の手順に従います:

  1. WSL2インスタンスを起動します。
  2. WSL2のターミナルで、ネットワーク設定を行うためのコマンドを実行します。
sudo nano /etc/wsl.conf
  1. エディタが開かれたら、以下の設定を追加します。
[network]
generateResolvConf = false

この設定により、WSL2がDNS設定を自動的に生成しないようになります。

  1. ネットワーク設定ファイルを保存し、エディタを終了します。

  2. WSL2インスタンスを再起動します。

  3. WSL2のターミナルで、IPアドレスを設定するためのコマンドを実行します。以下は例ですが、環境に合わせて適切なIPアドレスを使用してください。

sudo ip addr add 192.168.0.100/24 dev eth0

このコマンドにより、IPアドレス「192.168.0.100」がWSL2インスタンスの「eth0」インターフェースに割り当てられます。IPアドレスとサブネットマスクは環境に合わせて変更してください。

  1. ネットワーク設定が正常に行われたかを確認するために、以下のコマンドを実行します。
ip addr show eth0

これにより、WSL2インスタンスのIPアドレスが表示されます。

これで、WSL2インスタンスに静的IPアドレスが設定されました。必要に応じて、他のネットワーク設定も行うことができます。

以上が、WSL2での静的IP設定の原因と解決方法の例です。ご参考までにお使いください。