スイッチ文の基本的な構文は以下の通りです:
switch (式) {
case 値1:
// 値1に対する処理
break;
case 値2:
// 値2に対する処理
break;
case 値3:
// 値3に対する処理
break;
default:
// 上記のいずれの値にも該当しない場合の処理
break;
}
スイッチ文では、式の評価結果と各case文の値を比較し、一致する場合に対応する処理が実行されます。一致するcaseが見つかった後、その処理を実行し、break
文によってスイッチ文を終了します。default
キーワードを使用することで、いずれのcaseにも一致しなかった場合のデフォルトの処理を指定できます。
以下に、スイッチ文の使用例をいくつか示します:
$fruit = 'apple';
switch ($fruit) {
case 'apple':
echo 'りんごです';
break;
case 'orange':
echo 'オレンジです';
break;
case 'banana':
echo 'バナナです';
break;
default:
echo 'その他の果物です';
break;
}
上記のコードでは、変数 $fruit
の値に応じて異なるメッセージを出力しています。$fruit
の値が 'apple'
の場合は 'りんごです'
が、'orange'
の場合は 'オレンジです'
が、'banana'
の場合は 'バナナです'
が、それ以外の場合は 'その他の果物です'
が表示されます。
スイッチ文では、複数のcase文を連続して使用することもできます。例えば、以下のようなコードです:
$day = 'Monday';
switch ($day) {
case 'Monday':
case 'Tuesday':
case 'Wednesday':
case 'Thursday':
case 'Friday':
echo '平日です';
break;
case 'Saturday':
case 'Sunday':
echo '週末です';
break;
default:
echo '無効な日付です';
break;
}
上記のコードでは、変数 $day
の値によって平日か週末かを判定しています。$day
の値が 'Monday'
から 'Friday'
のいずれかに一致する場合は '平日です'
が、'Saturday'
または 'Sunday'
に一致する場合は '週末です'
が表示されます。それ以外の値の場合は '無効な日付です'
が表示されます。
上記の例では、スイッチ文の基本的な使い方といくつかのコード例を紹介しました。これらの例を参考にして、自分のプログラムでスイッチ文を使用してみてください。